AIと一緒に地球を守れ!
SF 謎解きProject in SAIKAI
ープロローグー
それは嵐の夜のことだった――
時は202X年 12月
暗い部屋の中で、誰かが倒れていた。
白い壁には大きなディスプレイが一面に並び、ブルー画面にいくつかの文字が。
その人は、手元のデバイスを震える手で操作した。
「これだけは、起きてはいけなかった・・・。助けを求めなければ」
そうしてデバイスを何度かタップした。
大きな雷鳴が鳴った。
強く雨の降る空に、光るものがいくつも飛んで行った。
そのままその人物は気を失ったように手を下ろした。
壁のディスプレイに書かれていた文字は、
「singularity 202X.12.25」。
その街に停電が起きた。
港の倉庫の中で、映画を観ていた家の中で、コンビニ前の道行く車の中で、
騒ぐ人々。
「これはシンギュラリティが来た」
2024年。西海市に謎の球体!?!?
2024年冬のある日、西海市の各所で
謎の球体が発見された。
これは何かの予兆?
誰も正体がわからない。
そんな中、市内で停電が続き、迫りくる危機!!
相棒AIばりぐっどくんと一緒に謎を解いて
西海市を、いや地球を守れ!!!!!!